離れて暮らす親の見守りサービスは、緊急時の駆けつけを重視するタイプと、普段の生活リズムをさりげなく確認するタイプに分かれます。料金だけで選ぶと、必要な機能が足りなかったり、本人が使い続けられなかったりするため注意が必要です。
この記事では、セコム、ALSOK、象印の代表的な高齢者見守りサービスを、見守り方法・緊急対応・費用の考え方で比較します。料金や提供条件は変更される場合があるため、申込み前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
3サービスの違いを先に比較
| サービス | 主な見守り方法 | 駆けつけ | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|
| セコム 親の見守りプラン | 救急ボタン・生活動線の確認など | あり | 緊急対応と防犯を重視したい |
| HOME ALSOK みまもりサポート | 非常通報・相談・センサー等 | あり | 初期費用と月額の組み合わせを選びたい |
| 象印 みまもりほっとライン | 電気ポットの使用状況 | なし | 監視感を抑えて生活リズムを確認したい |
セコム「親の見守りプラン」
救急通報、一定時間動きがない場合の異常確認、健康相談などを組み合わせたサービスです。通報時の駆けつけを含むため、家族が遠方ですぐ訪問できない場合に向きます。
公式サイト掲載例では、機器レンタル型は月額5,610円(税込)に加えて工事料と保証金、買い取り型は月額3,520円(税込)に加えて機器・工事費が必要です。設置機器や建物によって料金が変わるため、個別見積りが前提になります。
向いている人:急病・転倒時の通報と、警備会社による現地対応を重視する家庭。
ALSOK「みまもりサポート」
大きなボタンのコントローラーから非常通報や健康相談ができ、必要に応じて駆けつけを依頼できます。ペンダント型緊急ボタン、火災感知、生活情報を家族へ知らせるオプションなど、必要な機能を追加できる点が特徴です。
公式サイト掲載例では、基本機器のみの場合、お買い上げプランは月額1,870円・初期費用70,565円、レンタルプランは月額2,838円・初期費用13,365円、ゼロスタートプランは月額3,069円・初期費用0円です。いずれも税込で、オプション追加により金額が変わります。
向いている人:初期費用を抑えるか、長期利用で月額を抑えるかを選びたい家庭。
象印「みまもりほっとライン」
通信機能を備えた電気ポットの使用状況を、家族がメールや契約者サイトで確認するサービスです。本人は普段どおりお湯を使うため、カメラのような監視感を抑えやすいのが利点です。
一方、緊急通報や警備員の駆けつけはありません。ポットを使わなかっただけなのか、異変が起きたのかは家族が判断し、電話や訪問につなげる必要があります。
向いている人:毎日ポットを使う習慣があり、生活リズムを自然に確認したい家庭。
費用を比べるときは総額を見る
月額だけでなく、初期費用、設置工事、機器代、オプション、解約条件を含めて比較します。目安として「初期費用+月額×利用予定月数」で総額を計算すると、レンタルと買い取りの違いが分かりやすくなります。
失敗しない選び方
- 緊急時に駆けつけが必要か
- 本人が自分で通報ボタンを押せるか
- カメラやセンサーへの抵抗感がないか
- 家族が通知後すぐ対応できるか
- 固定電話や通信環境など設置条件を満たすか
- 複数の家族で情報を共有できるか
結論:目的別のおすすめ
緊急対応まで任せたいならセコムまたはALSOK、普段の生活をさりげなく確認したいなら象印が候補です。家族が遠方で現地対応できない場合は、料金が安いかより駆けつけ体制を優先しましょう。
サービスを決める前に、高齢者を見守る7つの方法で、アプリ・カメラ・センサーなども比較しておくと選択肢が広がります。
※料金・サービス内容は2026年8月29日に各社公式サイトで確認した情報です。契約前に必ず最新の公式情報と個別見積りをご確認ください。

コメント